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部下や後輩がいるなら知っておきたい、相手の才能を引き出す褒め方とは?

伊倉 ひとみ 著『アゲリッチの法則 自分をアゲ、周りをアゲる最強の引き寄せ術』(幻冬舎刊)

「私は褒めて育てるタイプです」そう言いきっている人ほど注意が必要かもしれません。
なぜなら、その褒め方が間違っていたなら、知らず知らずの間に相手を支配してしまっていることがあるからなのです。
「アゲリッチの法則」をご存知でしょうか。
アゲリッチの法則とは、自分が幸せになるだけでなく周りの人も幸せにすることで、幸福のスパイラルを生み出す方法のこと。
エグゼクティブメンタルコーチの伊倉ひとみさんから、幸せいっぱいなアゲリッチになるコツを学んでみましょう。
今回は相手をアゲる褒め方の極意です。

(文章は『アゲリッチの法則 自分をアゲ、周りをアゲる最強の引き寄せ術』より転載)

2017.05.18 更新

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相手を褒めて支配しない


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 褒めて育てる、が世の中では主流です。

 でも、特に相手が年下や子供の場合、「褒める=支配」となることがあります。

 ある幼稚園で、玄関に散らばる園児たちの靴をきれいに片付ける園児がいました。A先生はいつも、「いい子だね」と褒めていました。

 ところがA先生が園を辞めると、とたんにほとんどやらなくなりました。園児は「褒めてほしかったから」片付けていたのです。

 その後、B先生が「あなたが靴を片付けてくれるからみんなが喜んでるよ。とっても助かってる。ありがとう」と言うと、また園児は靴を片付けるようになり、さらに家でも家族の靴を片付けるようになりました。

 A先生の時の園児の行動は、褒められたいという動機でしたが、B先生の時は、自分も相手も気持ちがよくて、人に貢献する喜びを味わうことができたからやっていたのです。

 言い換えると、A先生の褒め方はその場限りの褒め方で、支配やコントロールにつながります。

 でもB先生の褒め方は、園児の行動がどれだけみんなの役に立つ、素敵な貢献であるかを本人に伝えています。つまり相手をリスペクトする褒め方だったのです。

相手をリスペクトする気持ちを忘れないこと


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 褒めるのはとても難しいことです。本音ではない褒め方は必ず相手に伝わります。あなたもきっと、「この人は口先だけで褒めているな」「褒めて自分に何かをやらせようとしているな」と感じた経験があるはずです。人は他人が自分をコントロールしようとしている気配にとても敏感です。

 また、褒められることが目的になると、自分が何をしたいのかがわからなくなってしまい、人生が模索しっぱなしになってしまいます。他人のBOXに入っているのと同じ状態です。

 褒める時は下心なしに、相手をリスペクトする純粋な気持ちで褒めましょう。

「こんなに上手に片付けられるなんてすごい! あなたがやってくれたおかげで助かったよ、ありがとう!」

 と、事実に即して感動の気持ちを込めて褒めれば、相手は人に貢献する喜びに気づき、眠っていた才能、たとえば整理整頓する能力や計画する力を引き出すことにもつながっていきます。

 すると相手はどんどんアガり始めます。

2017.05.18 更新

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