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「不幸の連続」を自分で引き寄せていない? 負のスパイラルと縁を切る方法とは

ワタナベ薫 著『あなたは、「別れ」でもっと輝ける!』(幻冬舎刊)

突然身に降りかかったアンラッキーな出来事があるとします。あなたは、「あぁ…私、可哀そうすぎる(涙)」と世界で一番不幸な人間だと考えてしまうタイプ? もしそうであれば要注意! そのクセが次の不幸を引き寄せているかもしれないからです。
著書累計67万部突破、ブログ「美人になる方法」は1日約5万人が訪問。女性から絶大な人気を誇るワタナベ薫さんの最新刊『あなたは、「別れ」でもっと輝ける!』を参考に一日も早く、その不幸体質から抜け出しましょう。

2017.02.15 更新

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悲劇のヒロイン症候群から脱出せよ!


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 昔の私は、不幸な体験をしたときに自己憐憫(れんびん)に陥る傾向がありました。一回目の離婚のときや、その後の失恋のときなどは、立ち直るのに数年要しました。

 自己憐憫というのは簡単にいいますと、自分で自分をかわいそうだ、と強く思う気持ちのことです。言葉を換えていえば、自分が「悲劇のヒロイン」だと思うことです。考えれば考えるほど、世界が終わったかのような、自分が世界でいちばん不幸になったような気がしていたのです。

 

 悲劇のヒロインになり、起きた出来事をまるでストーリーのように何度も何度も思い出し、「私のかわいそう体験」を誰かに語ることでさらに、そのかわいそうな自分を脳内インプットし、その出来事を印象付けることをしていたのです。そうすることで、誰かに「大変だったね」といわれることを望んだり、その出来事を他人のせいにして、楽になろうとでもしていたのでしょう。楽になるどころか、もっともっと苦しくなるだけなのに。

 

 もし、その傾向が自分にもある、と思われたとしたら、そういうときの自分は、どこに目を向けていると思いますか? 自分は不幸だと思った途端、今後何が起きると思いますか?

その憐みが不幸のスパイラルを呼び込むことに


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 それは、悲劇がもっともっと自分に起きるのです。脳は、自分の興味のあることを拾おうとする傾向があります。つらいこと、苦しいことを何度も何度も話し続けているとあなたの脳は、もっともっと苦しいことを探そうとします。そして、まさにそのようなことが身に起き、ますます自分は不幸せなんだと思う不幸せサイクルに入るのです。

 

 そして、いつまでもそれを誰かに話し続けます。気付いていないかもしれませんが、あなたはその話をするのが好きなので、何度も話し続けると、だんだん、そこに感情が乗ってきます。演劇で演じる人が何度も何度もそれを演じ続けると、最初のときよりも感情が込められ、迫真の演技ができるのと同じように……噓の作り話でさえも、感情が乗っかって何度も話し続けると、脳はその作り話を現実の出来事、と取ります。

 

 もう、自分を憐(あわ)れむのをやめましょう。あなたは決してかわいそうではないのです。人生のつらいこと、苦しいこと、逆境、試練……すべては、あなたがもっともっと強くてしなやかで、人として成長するために、経験しなければならないことが自分の身に起きているだけのことなのです。

 

 病気も、借金も、愛する人との別れも全部全部、あなたがそれを乗り越えられるから、そこから学び、強くなれるからこそ起きる出来事です。

 

 誰にでも、似たようなことが起きます。何もなくて平安なのが幸せ、と思うかもしれませんが、決してそうではありません。何も起きなくても何かが起きても、私たちは、見方一つで成長することができます。逆に見方一つで自分を悲劇のヒロインにしてただ泣いて暮らすことにもなります。

 

 簡単な質問ですが、あなたはどちらでありたいですか?

つらいときこそアドベンチャーのヒーローであれ


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 もし、前者であるならば、答えは簡単です。あなたはかわいそうではない、ということ。その経験によって、人間力や女子力がアップし強くてしなやかな人間になるのです。あなたが悲しみを攻略をすることを神様は望んでいます。

 もし逆に、あなたのつらい状況を誰かに話して、その誰かが、あなたをかわいそう、などといっても、それを喜ばないでください。あなたはかわいそうではないから。「つらかったね」と「かわいそうね」とでは意味合いが違います。

 もちろんつらかったかもしれませんが、かわいそうではないのです。つらい気持ちを早く昇華するためには、そのつらさを存分に味わって、誰かに話すなり紙に書き出すなりして消化する作業をしてください。

 そのあと、心が軽くなったら、もうそのことに目を留めるのはやめましょう。「経験値が上がった」と捉え、その問題を昇華させてください。できることなら、いつか笑い話にしてみてください。人はそうやって強くなっていくのです。

 

 私も大分強くなりました。後から思えば、試練を送り込んでくれた元夫にさえ心から感謝の気持ちが湧いてきます。そして、試練があったからこそ、そのさなかで私を支えてくれた友たちがいたことを知り、彼らへのご恩は一生忘れません。愛も憎しみも信頼も、すべて貴重な経験でした。

 

 どうせ、ストーリー仕立てにするなら、あなたという主人公は悲劇のヒロインではなくて、アドベンチャーのヒーローであってください。苦しかったことをあとで誰かに笑い話として伝えられるように、おもしろおかしくそのストーリーを作り上げ、最後に教訓で締める。そうできたときに、それは、思い出しても嫌な経験ではなくなります。

 

2017.02.15 更新

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ワタナベ薫 著『あなたは、「別れ」でもっと輝ける!』(幻冬舎刊)

幾多の別れは、出会いと学びの始まり。 痛みを乗り越えた先にある、人生の新たなステージへ。 失恋、浮気、離婚、不倫、友人関係、死別、物の処分、ペットロス……。 離れられない人、忘れられない人、やめられない人へ。 前に進むための「さようなら」のトリセツ。

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