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「艶のある女」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子さんがレクチャー!

青木貴子

いい女になりたいという気持ちを誰もが強く抱いているけれど、具体的にはどうしたらいい? 恋も仕事もおしゃれも、自分にフィットするスタイルを模索中のアラサー世代。
素敵な先輩女性の声に耳を傾けて、“これから” の自分について考えてみませんか?
女性ファッション誌や広告で活躍する傍ら、エッセイストや料理家としても知られる青木貴子さん。「大人のいい女に必要なこと」をテーマに、青木さんが考える“魅力的な女になるためのヒント”を書いていただきます。

必読の隔週連載、今回は“艶っぽい女”について。誰でも努力次第で身につけられる“艶”をまとい、心身ともに健康な女性になりましょう。

2017.02.17 更新

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カタチなくとも引力あり!“艶”とは何ぞ 


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“艶は「つや」、「あで」、「えん」と読みます。艶っぽい(つやっぽい)。艶やか(あでやか)。妖艶(ようえん)。あれ?艶が入る言葉って、魅力的な女性に大切な要素を表してるんじゃない!? じゃ艶って言葉の意味に、なんか素敵になれるヒントがあるんじゃない!? ふとそんな思いに至った今日この頃。そもそも「色が豊か」と書いて艶。そこからして意味深くて風情がある言葉な気がします(蛇足だけどこういう漢字の組み合わせって面白い。「人に夢」で儚いとか、「女が喜ぶ」で嬉しいとか)。

今回は“艶”について考えてみました!

見る人に輝きを感じさせる、艶(つや)は努力で手に入る


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今週には春一番が吹く予報、陽の光もすっかり明るく、ちょっと強さを持ってきました。すると、いろいろなものが明るみに出て気になってくるもんだな、と感じたのが今回“艶”を考えるに思い至った要因。春の光は、つやがある、ないを如実に表します。気になりだしたのが髪のツヤ。この間、街で太陽を背に軽やかに歩いてきた女の子の髪の毛がつやつやきらきらしていてとっても綺麗に見えたんです! つやつやっていいな…!と思ったそのとき、たまたまその近くを歩いていた女性にふと目がいったのですが、そのひとの髪は(太陽をバックにしながらも)ツヤのかけらもなかったどころか、むしろパサパサ。光のおかげで髪の毛はつやつやに見えるわけではなく、むしろツヤの有無がはっきりするわけね…。春の光って怖いなぁ。というかツヤって大事ね、と思いました。

つやつやは輝いて綺麗に見えるし、清潔感も感じさせる。つやつやしているひとは素敵に見えて、みんな大好き! ならば“ツヤ”あったほうがぜったい良いに決まってますよね(笑)。

ツヤっていう魅力的なモノ、これ実はメンテナンスで簡単に手に入れることが可能です。輝きを感じさせるツヤポイントは筆頭が髪の毛。次に肌、唇。服装というところでは靴のツヤもあると素敵に見えるポイントです。

どの部分もマメにお手入れをすれば、いつでもつやつやでいることが出来ます。たったそれだけ。でもその日々の細かいお手入れが、結構出来ていない人が多い気がします。実際これ、日々の努力の賜物です。そう、なぜツヤが素敵に思えるかというと、一朝一夕で成り立たないものって、実は無意識下でみんな認識しているからなのかもしれません。“マメ=丁寧=美意識”の高さが根底にあるということの象徴が“ツヤ”だから!

何だか気になる…と思わせる艶(えん、あで)をかもすには??


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「あで」やかは、美しくはなやかなこと。「えん」は色気がある、うるおいがある、粋なさま、といった、主に雰囲気を表す意味を持ちます。やっぱり“艶”の示すことって、どれも女性として備えていたい魅力ばかり。では、「えん」や「あで」の雰囲気って、いったいどうすれば身に着けることが出来るのでしょう?

色気とは人を惹きつける魅力。じゃ、どんなところに色気を感じる?なんて話になると、「品の良さからでてくるしとやかさを持った人が、ふとした瞬間にみせる愛嬌とか隙」、「清潔感(前述のメンテナンスが行き届いた状態に通じますね)があって開放的な感じなのに、どこか謎めいてミステリアスな部分を持っている」、「相手の目をじっと見ながら、丁寧にゆっくり話す」なんていう意見がよく出ます。これを鑑みると、色気があると思われるひとは、静と動とか、陰と陽とか、相反する要素を併せ持ったひとってことかな。見えていそうで、見えない部分がありそう!? そう思わせる空気が色気の正体に近い気がします。違う言い方をすると想像力をかきたてる要素があること。

さて、これは簡単にかもせる魅力ではないかもしれませんが、そこに近づいていくことは誰でも出来ます。上品さを心がける、清潔感を保つ、丁寧にゆっくり話す。これらは意識していればかならず身につきます(逆を言うと心がけないと身につかなかったりします)。自分という素の個性にこれらの要素がトッピングされたら、素の状態よりは確実に面白味や複雑さが出てくる。つまり魅力的になる=色気が出てくるってこと。目指したいのは清艶(せいえん、品が良くて艶やかな様子)!!

艶のあるひとは元気なひと


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最後に、わたしの周りの艶のある女性の共通点を。素敵な色気を持っている艶々女性は、みんなほんとうに心身ともにとってもとっても健康で元気!! 健康じゃないと髪も肌も艶が無くなっちゃいますからね、これ重要です。元気だと余裕も生まれるから、しとやかな動作にもなるし、丁寧に話すことも出来ます。色気を感じさせるしっとりした佇まいは、ポジティブな本質のなかにあって初めて際立つもの、なのですね。

今回は書いていて、わたし自身も色々な要素を豊かに併せ持つ、艶やかな女性を目指したいなと思いました…!!

ひとを惹きつけ魅了する“艶”。艶が意味するところの「つややかさ」も「あでやかさ」も、心がけと努力があれば身に付けられる魅力。艶っぽい女性がふえたら、世の中はふんわかなめらか、素敵なムードが広がって気持ちいいんじゃないかな~なんて考えると、ぜひともどんどんみなさんに艶っぽく艶やかになって頂きたい!! よろしくお願いいたします~!!

2017.02.17 更新

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